「トワル(toile)」とは、洋服を仕立てる際にデザインやサイズを確認するために試験的に縫製された仮縫いの服。イメージの共有やサイズの確認に使われるものなので、本縫いが始まれば、トワルの役目は終わります。

ファーのリフォーム、リメイクを行っているTADFURは、年間約1000着廃棄していたトワルの再利用に積極的に取り組んでいます。仮縫いの服でありながら、比較的厚手のシーチングを用い、かつミシンを使ってしっかり縫製してあるトワルは、さまざまなアート作品が生み出される可能性を持った「エコで立体的なキャンバス」。

私たちは、TADFURにご協力いただきながら、トワルをアートやファッションとして再利用(アップサイクル)する活動を行っています。